鳥貴族の苦戦の理由

鳥貴族が苦戦してます。

 

https://toyokeizai.net/articles/-/247843?display=b

 

人件費や食材の仕入れ価格の高騰を理由に、全品280円均一から298円均一へと値上げを断行した。同社の値上げは実に28年ぶりのことだ。

 

値上げ後4カ月目となった2018年1月から既存店の客数が急減。直近の9月には既存店客数が前年同月比15.3%減、同売上高は13.1%減と深刻な不振に陥った。

 

との事。

 

その理由を大倉社長は自社競合の影響が一番大きかったとしている。

 

ここ数年、鳥貴族はハイペースに新規店を出店していた。

それにより近隣の店舗の客数が激減したというのである。

 

まぁ、同じお客さんを食い合ってるだけだから一店でまわしてたお客さんが単純に二店に分散されたと考えると、それはプラスにはならない。むしろマイナスだ。

 

たしかに鳥貴族28年ぶりの値上げ!みたいに大々的に報じられると、実際の値上げ幅はそんなでもないけど、マイナスのイメージを受ける。

 

ただ、足が遠のくほどの値上げは消費者の一人としては感じなかったなぁ。

 

僕は正直言って鳥貴族があまり好きではありません。

 

あそこはいつもたくさんのお客さんで賑わっており、とにかく騒ぐお客さんが多い!(安い事で客層が若いのが要因だと思う)

 

そして、ほかのお客さんとの距離が近い。

 

より、多くのお客さんを席に案内できるようにというコンセプトでしょう。

 

お酒飲んで酔っ払っても、そんなに大きな声で話すほうではない自分にとっては少なからずストレスを感じる場なんです。

 

ただ、それが悪いとは思わないんです。

 

騒々しいのが嫌な僕みたいな客はすこしお金を出して、ほかの店で飲めばいいんですから。

 

ただ、そんな僕でもたまに鳥貴族に行く事があります。

 

どんな時かと言うと、一緒に飲みに行く人間が行きたいと言った時。

 

それは僕の周りの人間に照らし合わせると『鳥貴族のとり釜飯が食べたい!』ってのが多いです。

 

たしかにあれは、値段上げても客呼べるメニューだと思います。

 

それが値上げしたとは言えあの値段で出てくるんだから、リピーターは間違いなくいます。

 

やっぱメニューなんだよなぁ。

 

あと、鳥貴族の焼き鳥は大きくてお得感がある。

そして、混んでるにもかかわらず比較的注文してから提供の時間が早いですよね。

 

そこら辺が鳥貴族の売りじゃないかと思うんです。

 

安けりゃいいって若者だけをターゲットにするだけじゃ、やっぱり今は競合店も多いし行き詰まる部分がある。

 

でも鳥貴族のとり釜飯が食べたい!っていうのは、大きなアドバンテージだと思います。

 

差別化なんでしょうが、全部国産というのも最近鳥貴族は強調してますが、僕はあれは別にあんま意味ないと思います。

 

鳥貴族に来る客層が国産か国産じゃないかって気にすらと思います?

 

全て国産!っていうのは確かに売りだけど、客層に合ったアプローチってあると思うんですよね。

 

やっぱり若年層が多いわけですから、そんなことよりチンチロリンでゾロ目でハイボール無料とか、そんなサービスが合ってると思います。

 

僕は好んで行くお店ではないものの、誘われて行って頼んだ食べ物は非常に満足します。

 

やっぱり飲食店は食べ物、飲み物が基本ベース。

 

そこをしっかりしていくことが、一番だと一消費者として感じます。